デジタル大辞泉
「御茶漬」の意味・読み・例文・類語
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お‐ちゃづけ【御茶漬】
① 「茶漬け」を丁寧にいう語。飯に熱いお茶をかけたもの。
※
浄瑠璃・傾城阿波の
鳴門(1768)四「ついお茶漬を上げる」
② 手軽に扱うもの。日常の、特別扱いにしないもの。お茶の子。
※
歌舞伎・
法懸松成田利剣(1823)三立「『いはば時の張りあひで』『こんな事ひは、ほんのお茶漬サ』」
※
破戒(1906)〈
島崎藤村〉八「御茶漬
(オチャヅケ)後(昼飯後)は殊更温暖
(あたたか)く」
④
遊女がなじみ客の知り合いと情交すること。〔東京語辞典(1917)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報