御覧さす(読み)ごらんぜさす

精選版 日本国語大辞典 「御覧さす」の意味・読み・例文・類語

ごらんぜ【御覧】 さす

  1. ( 「さす」は使役助動詞 ) 「見さす」の使役の対象(「見る」の動作主)を敬う言い方。ごらんになるようにさせる。ごらんに入れる。お目にかける。
    1. [初出の実例]「しづめるよしをなげきて御覧ぜさせよとおぼしくて、ある蔵人におくりて侍りける十二首がうち」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)春上・一九・詞書)

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