御返(読み)おかえし

精選版 日本国語大辞典 「御返」の意味・読み・例文・類語

お‐かえし‥かへし【御返】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 人から物を貰ったときやある行為を受けたときなどに、お礼として贈物をすることや同じような行為をしてかえすこと。また、その物。
    1. [初出の実例]「ノルウェイの王子は、ハムレットに対してお返しに」(出典:ハムレット(1955)〈河上徹太郎〉)
  3. 店の者が客に対して出すおつり。
  4. しかえし。
    1. [初出の実例]「心配させられた分の、お返しもあり」(出典:他人の顔(1964)〈安部公房〉白いノート)
  5. 借金などを返済すること。
    1. [初出の実例]「何れ近日返金(オケエシ)するってったってナ」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江二三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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