御連枝(読み)ゴレンシ

デジタル大辞泉 「御連枝」の意味・読み・例文・類語

ご‐れんし【御連枝】

貴人兄弟敬称。→連枝
「今上皇帝の―なり」〈太平記・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「御連枝」の意味・読み・例文・類語

ご‐れんし【御連枝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 貴人の兄弟をいう。御兄弟。
    1. [初出の実例]「予州者鎌倉殿御連枝。吾者彼妾也」(出典:吾妻鏡‐文治二年(1186)五月一四日)

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世界大百科事典(旧版)内の御連枝の言及

【家門】より

…江戸時代における大名家格の一つ。徳川氏の直系一門(親藩)のうち,御三家・御三卿以外の大名とその分家および御三家の分家(御連枝)をいう。越前系の福井・松江・津山,尾張系の高須,紀伊系の西条,水戸系の高松,久松系の松山・今治,保科系の会津,越智系の浜田の各藩がこれにあたる。…

※「御連枝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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