御面相(読み)ゴメンソウ

デジタル大辞泉 「御面相」の意味・読み・例文・類語

ご‐めんそう〔‐メンサウ〕【御面相】

顔のようす。顔つき。からかう場合などに用いる。「まったくあのご面相で」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「御面相」の意味・読み・例文・類語

ご‐めんそう‥メンサウ【御面相】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 顔の様子。顔つき。面相を敬っていいながら、逆説的にひどい顔だちについていう場合が多い。
    1. [初出の実例]「猫の脊中を逆さにこぎ上げたやうな不機嫌な顔をした御面相(ゴメンサウ)を」(出典雑嚢(1914)〈桜井忠温二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android