御食つ神(読み)みけつかみ

精選版 日本国語大辞典 「御食つ神」の意味・読み・例文・類語

みけつ【御食つ】 神(かみ)

  1. 食物をつかさどる神。大宜都比売神(おおげつひめのかみ)保食神(うけもちのかみ)・倉稲魂神(うかのみたまのかみ)豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)・若宇迦乃売命(わかうかのめのみこと)など。
  2. 宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)、すなわち稲荷神異称。俗に「三狐神」とあて字されたので、狐にこじつけられる。
    1. [初出の実例]「素盞烏尊子宇賀之御魂神。亦名専女。三狐神」(出典:伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記(1270‐85頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 こと 出典

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む