御馬下村(読み)みまげむら

日本歴史地名大系 「御馬下村」の解説

御馬下村
みまげむら

[現在地名]北部町四方寄よもき 御馬下

東西の谷に挟まれた馬の背中状の地にあり、東は長峰ながみね村、南は上野うえの村に接する。仁治二年(一二四一)一〇月二日のミまけのみこく田坪付(詫摩文書)によれば「なりよしのふん(中略)とひよしのふん」が含まれていた。天文一二年(一五四三)一〇月一六日の五条鑑量本地坪付(五条家文書)には「御馬下西浦」として「一所 弐町五段」と記される。

慶長九年(一六〇四)九月の検地帳によれば、田方六町三反・畠方一二町九反四畝余、分米一四八石二斗余とある。同一三年の検地帳では田方一〇町八反九畝余・畠方二三町三反九畝余、分米二八六石八斗余、人数三九、馬四・牛六とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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