微声(読み)びせい

精選版 日本国語大辞典 「微声」の意味・読み・例文・類語

び‐せい【微声】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かすかな声。ひそやかな声。
    1. [初出の実例]「敧枕閑窓臥、微声石下泉」(出典菅家文草(900頃)二・石泉)
    2. [その他の文献]〔周礼‐春官・典同〕
  3. びせい(美声)
    1. [初出の実例]「御談義以後一献、微声等有興者也」(出典:実隆公記‐文明九年(1477)三月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む