20世紀日本人名事典 「徳冨愛子」の解説 徳冨 愛子トクトミ アイコ 明治〜昭和期の女性 徳冨蘆花の妻。 生年明治7年7月18日(1874年) 没年昭和22(1947)年2月20日 出生地熊本県菊池郡隈府町(現・菊池市) 本名徳冨 藍 旧姓(旧名)原田 別名筆名=蘭芳,黄花 学歴〔年〕東京女高師〔明治27年〕卒 経歴明治27年蘆花と結婚。「家庭雑誌」に蘭芳、黄花の名で史伝、随筆、家政記事などを書いた。38年キリスト教に入信。大正8年夫とともに新生にめざめて世界旅行、10年その紀行「日本から日本へ」(全2巻)を夫婦共著で出し、次いで14年には結婚生活懺悔録といった小説「冨士」(全4巻)にまとめ公刊した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳冨愛子」の解説 徳冨愛子 とくとみ-あいこ 1874-1947 明治-昭和時代前期の作家。明治7年7月18日生まれ。27年徳冨蘆花(ろか)と結婚。蘭芳,黄花の筆名で随筆などをかく。大正8年蘆花とともに外遊し,紀行「日本から日本へ」を共著出版。のち結婚生活をつづった長編小説「冨士」を共著として発表。夫の没後は「蘆花全集」の刊行につくした。昭和22年2月20日死去。74歳。熊本県出身。女子高等師範卒。本名は藍。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by