徳弘太橆(読み)とくひろたいむ

世界大百科事典(旧版)内の徳弘太橆の言及

【一弦琴】より

…1729‐1815)が世に広め,その門人に水戸の家老中山備前守信敬,奈良の久保但馬,大坂の中川蘭窓などがあり,幕末には大坂の真鍋豊平(1809‐99)が新作によって隆盛に導いた。明治になって真鍋の高弟である土佐の徳弘太橆(たいむ)や,東京の富田豊春がその普及に努めたが,明治末から衰微し,現在ではわずかに行われるのみである。1955年に秋沢久寿栄(1883‐1968),57年に徳弘の次女山城一水(1887‐1963),61年に倉知志ん(1877‐1967)と平野ヨシ(1875‐1965),77年に松崎一水(1895‐1988),80年に稲垣積代(つむよ)(1913‐ )が記録選択無形文化財に指定された。…

※「徳弘太橆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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