広島県西部、山県郡(やまがたぐん)にあった旧町名(豊平町(ちょう))。現在は北広島町(きたひろしまちょう)の中央部南寄りを占める地域。旧豊平町は1956年(昭和31)吉坂(よしさか)、原、都谷(つだに)の3村が合併して成立。2005年(平成17)大朝(おおあさ)、芸北(げいほく)、千代田(ちよだ)の3町と合併し、北広島町となる。旧町域は中国脊梁(せきりょう)山地に続く吉備(きび)高原上にあり、国道433号が通じる。米作、畜産などの農業が主体で、ソバの栽培も盛ん。林業も行われるほか工場の進出も著しい。明治末の一時期、山県郡役所が置かれた。毛利氏の一族吉川元春(きっかわもとはる)の邸跡(国指定史跡)や墓などもある。神楽(かぐら)や田楽(でんがく)の郷土芸能が伝承され、観光地に竜頭(りゅうず)山や駒(こま)ヶ滝がある。
[北川建次]
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