徳浦村(読み)とくうらむら

日本歴史地名大系 「徳浦村」の解説

徳浦村
とくうらむら

[現在地名]津久見市徳浦・徳浦本町とくうらほんまち徳浦宮町とくうらみやまちごう元町もとまち

松崎まつさき村・志手して村の北、津久見湾の湾奥北部に位置する。江戸時代は臼杵藩領で、初め津久見村組(慶長一一年惣御高頭御帳)、のち松崎組に属した(「臼杵藩御会所日記」など)。慶長二年(一五九七)の臼杵庄検地帳写(渡辺家文書)に村名がみえ、高一六六石余(田方一〇八石余・畑方五八石余)、村位は上。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳および正保郷帳はともに徳浦として「柴山有」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android