精選版 日本国語大辞典 「徳論」の意味・読み・例文・類語
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…徳は,人間存在の二重性に即して,動物的情動の純化としての人格的な徳と理性的な徳とに二分されうる。アリストテレスの徳論はその顕著な一例であり,前者は主として習慣化により,後者は主として教育により形成される。 人間存在の本質に応じて徳の本質には不変の面もあるが,何が当の社会や時代において元徳(基本的で枢要な徳)とみなされるかはさまざまでありうる。…
※「徳論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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