徳鰭(読み)とくびれ

精選版 日本国語大辞典 「徳鰭」の意味・読み・例文・類語

とく‐びれ【徳鰭】

  1. 〘 名詞 〙 カサゴ目トクビレ科の海産魚。体長四〇センチメートルに達し、尾部に向かって細長くなる。体色は淡黄褐色で、体は棘(とげ)のある骨板でおおわれ角張っている。吻(ふん)は長く口のまわりに多数のひげがある。鰭(ひれ)が大きく、周縁部は黒い。雌雄によって鰭の大きさが異なり、鰭の発達している方が雄。食用となる。富山湾および宮城県以北に分布し、水深一五〇メートル前後の砂泥底に生息する。わかまつ。さち

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ひれ フン 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む