精選版 日本国語大辞典 「心に任す」の意味・読み・例文・類語
こころ【心】 に 任(まか)す
① 自分の思うままにする。勝手気ままにふるまう。
※平中(965頃)三四「この、今からもの宣ふ男は、上にも下にも、心にまかせて交り歩く人なれば」
② (否定の語を伴うことが多い) 自分の思うようになる。思い通りに事が運ぶ。
※竹取(9C末‐10C初)「などか、翁のおほし立てたらんものを、心にまかせざらん」
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