心を別く(読み)こころをわく

精選版 日本国語大辞典 「心を別く」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 別(わ)

  1. ( 「別く」は四段活用の場合と下二段活用の場合とがある )
  2. 心を二分する。愛情を他のものにも及ぼす。
    1. [初出の実例]「住む方のしるしを招く花薄心わくとも風は吹くらし」(出典:歌仙本伊勢集(11C後))
  3. よくわきまえて判断する。弁別する。
    1. [初出の実例]「何事をもこころ分て、さて中を心得べし」(出典:申楽談儀(1430)能書く様)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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