弁別(読み)ベンベツ(英語表記)discrimination

翻訳|discrimination

デジタル大辞泉 「弁別」の意味・読み・例文・類語

べん‐べつ【弁別/×辨別】

[名](スル)物事の違いをはっきりと見分けること。識別。「理非を―する」
[類語]識別鑑別鑑識鑑定判別峻別選別種別差別見分ける認識

わい‐だめ【弁別/辨別/分別】

《「わきだめ」の音変化。古くは「わいため」とも》区別。差別。けじめ
貴賤言語に―なく」〈逍遥小説神髄

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精選版 日本国語大辞典 「弁別」の意味・読み・例文・類語

べん‐べつ【弁別・辨別】

  1. 〘 名詞 〙 わきまえて区別すること。見分けること。識別。
    1. [初出の実例]「世上今無能辨別。上人須是独超越」(出典:若木集(1377頃)明維那遊嶽下廬并回浙)
    2. 「すべて物に名のあるは、その物を辨別(ベンベツ)する所以なれば」(出典:俳諧・随斎諧話(1819)乾)
    3. [その他の文献]〔易経疏‐未済卦〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弁別」の意味・わかりやすい解説

弁別
べんべつ
discrimination

2つ以上の異なる刺激の間の差異を感知する作用。操作的には弁別反応,すなわち提示された2つ以上の刺激に対して,被験体が異なる反応をすること。弁別されうる最小の刺激差異を弁別閾または丁度可知差異という。言語による伝達が十分に可能な成人の場合には,弁別閾の測定精神測定法によることが多い。乳幼児または動物の場合には,非言語的弁別反応によって調べることができる。

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普及版 字通 「弁別」の読み・字形・画数・意味

【弁別】べんべつ

区別する。

字通「弁」の項目を見る


【弁別】べんべつ

わける。

字通「弁」の項目を見る

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