心を引く(読み)ココロヲヒク

デジタル大辞泉 「心を引く」の意味・読み・例文・類語

こころ・く

人が興味を起こすようにする。気を引く。「若者の―・くイベント
気持ちを試そうとする。「なにげない話で相手の―・いてみる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心を引く」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 引(ひ)

  1. それとなく相手の心をためす。気を引く。
    1. [初出の実例]「かねがね何かと仰せらるるを、わらはが心を引いて見させらるるかと思ひますれば、真実と見えてござる」(出典:鷺賢通本狂言・水汲新発意(室町末‐近世初))
  2. 興味をひく。関心を持つ。
    1. [初出の実例]「夜店のうちではほほづき屋は心をひくもののひとつであった」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む