心以て(読み)こころもて

精選版 日本国語大辞典 「心以て」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 以(も)

  1. ( 連体修飾語が上に付いて ) そういう性質を持っていて。
    1. [初出の実例]「はちすばのにごりにしまぬ心もてなにかは露を玉とあざむく〈遍昭〉」(出典:古今和歌集(905‐914)夏・一六五)
  2. 自分意志で。自分の心から求めて。
    1. [初出の実例]「心もておふる山田のひつぢ穂は君まもらねどかる人もなし〈よみ人しらず〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋上・二六九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む