心合の風(読み)こころあいのかぜ

精選版 日本国語大辞典 「心合の風」の意味・読み・例文・類語

こころあい【心合】 の 風(かぜ)

  1. ( 「心合」と、「あいかぜ」との掛詞 ) 自分気持を察してくれる風。
    1. [初出の実例]「道の口 武生(たけふ)国府に 我はありと 親に申したべ 己々呂安比乃加世(ココロアヒノカゼ)や さきむだちや」(出典催馬楽(7C後‐8C)道の口)
    2. 「数ならぬ身のうき雲を吹き払へ我を思はむ心あひの風」(出典:広本拾玉集(1346)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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