心合の風(読み)こころあいのかぜ

精選版 日本国語大辞典 「心合の風」の意味・読み・例文・類語

こころあい【心合】 の 風(かぜ)

  1. ( 「心合」と、「あいかぜ」との掛詞 ) 自分気持を察してくれる風。
    1. [初出の実例]「道の口 武生(たけふ)国府に 我はありと 親に申したべ 己々呂安比乃加世(ココロアヒノカゼ)や さきむだちや」(出典催馬楽(7C後‐8C)道の口)
    2. 「数ならぬ身のうき雲を吹き払へ我を思はむ心あひの風」(出典:広本拾玉集(1346)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 武生 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む