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武生 たけふ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

武生
たけふ

福井県中部,越前市の大部分を占める旧市域。武生盆地の南部を占める。 1948年武生町,神山村が合体,市制施行。 1950年から 1959年にかけて,吉野村,国高村,大虫村,坂口村,北日野村,北新庄村 (一部) ,王子保村,味真野村,白山村の各村を編入。

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デジタル大辞泉の解説

たけふ【武生】

福井県にあった市。平成17年(2005)10月、今立町と合併し越前市となった。→越前

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

武生
たけふ

福井県中部、武生盆地南部にあった市。1948年(昭和23)武生町と神山(かみやま)村が合併して市制施行。1950年武生市は吉野、国高(くにたか)、大虫(おおむし)の3村、1951年坂口村、1954年北日野(きたひの)、北新庄(きたしんじょう)、王子保(おうしほ)の3村、1956年味真野(あじまの)村、1959年白山(しらやま)村を編入。2005年(平成17)今立(いまだて)郡今立町と合併し越前(えちぜん)市となる。旧中心市街地は日野(ひの)川のつくる扇状地に位置し、農村部にも大虫、味真野などの扇状地が多く、また村国、茶臼(ちゃうす)、岡本山などの沈降性山地が点在し、古墳が多い。JR北陸本線、福井鉄道福武線、北陸自動車道、国道8号、365号、417号が通じる。
 大化改新後越前国の国府が置かれ、国分寺、総社なども創建され越前の中心となった。催馬楽(さいばら)にも「道の口、武生の国府(こふ)に……」とある。中世には府中(ふちゅう)とよばれ、越前守護所、府中奉行(ぶぎょう)所が置かれた。1575年(天正3)前田利家(としいえ)がこの地に入って府中城を拡張し、1613年(慶長18)以降は福井藩の家老本田富正4万石の居館となり、城下町がつくられて明治に至った。1869年(明治2)武生と改められた。産業としては絹・合繊などの繊維工業、電気機器、木工のほか鎌倉時代からの「越前打刃物」の伝統を継ぐ包丁類を製造。秋には武生中央公園で「たけふ菊人形」が催される。野大坪万歳(のおおつぼまんざい)は国の選択無形民俗文化財。城福寺の枯山水庭園は国指定名勝。[木下昭三]
『『武生市史』全11冊(1964~1996・武生市)』

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