心安さ(読み)こころやすさ

精選版 日本国語大辞典 「心安さ」の意味・読み・例文・類語

こころやす‐さ【心安さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞「こころやすい」の語幹接尾語「さ」の付いたもの ) 気をつかわず、のんびりしていること。また、その度合
    1. [初出の実例]「かたすみに隠ろへてもありぬべき人の心やすさをおだしう思給へつるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)
    2. 「住み倦めば山に遯(のが)るる心安(ココロヤス)さもあるべし」(出典:薤露行(1905)〈夏目漱石〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む