心引(読み)こころびき

精選版 日本国語大辞典 「心引」の意味・読み・例文・類語

こころ‐びき【心引】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 好意を寄せること。心よせ。心しらい。
    1. [初出の実例]「あらたまの年の緒長く相見てしその心引(こころひき)忘らえめやも」(出典:万葉集(8C後)一九・四二四八)
  3. ② 暗示を与えたり、わざとある状況をつくったりなどして相手の心をためしてみること。
    1. [初出の実例]「実に死ぬ気に成った所へ、跡から米さんがお出で、実は心引だと聞いて」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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