精選版 日本国語大辞典 「暗示」の意味・読み・例文・類語
あん‐じ【暗示】
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ある人(暗示者)によって伝えられる感じや考え、信念あるいは指示などが、相手(被暗示者)によって、はっきりした論理的ないし客観的な根拠もなしに、無批判、無反省に受け入れられ、暗示者の伝えるとおりに感じたり、考えたり、信じたり、行動したりすること。自分自身が自分に暗示をかける場合があるが、これを自己暗示という。
暗示は、暗示者が被暗示者に対して、なにかの意味で大きな権威や威光をもっているときにおこりやすい。このような効果を計画的に利用する暗示を威光暗示という。その道の専門家、集団の指導者、多数者の一致した言動などは威光をもちやすい。また、危機的な場面や状況、群集の中に巻き込まれたような場合などは、暗示にかかりやすい。暗示に対するかかりやすさ(被暗示性)は、男性より女性、大人より子供、知能の高い者より低い者のほうが大きいとみられることもあるが、いろいろな条件によって左右されるから一概にはいえない。ある種のアルコール中毒、神経症傾向、統合失調症(精神分裂病)などでは、被暗示性の増大がみられる。また、他人の暗示に抵抗して、反対の反応をする対抗被暗示性を示す者もいる。
[辻 正三]
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