精選版 日本国語大辞典 「心悪」の意味・読み・例文・類語 こころ‐あし【心悪】 〘 形容詞シク活用 〙① 根性が悪い。気立てがよくない。性質がよくない。[初出の実例]「此の心悪(アシ)き子の心荒びるは、水、匏、埴山姫、川菜を持ちて鎮めまつれ」(出典:延喜式(927)祝詞(九条家本訓))② 気分が悪い。病気である。[初出の実例]「いささか心あしなどいへば、常よりも近く臥して、物くはせいとほしがり」(出典:春曙抄本枕(10C終)二九一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例