心早し(読み)ココロハヤシ

デジタル大辞泉 「心早し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐はや・し【心早し】

[形ク]心の働きがはやいさま。機敏であるさま。
「この人、幼稚なれども―・き人にて」〈太平記一四

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心早し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐はや・し【心早】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 心の働きが敏捷である。気転がきくさまである。機敏である。
    1. [初出の実例]「大殿さる心はやきものにて、ことありとさとりて」(出典:古今著聞集(1254)一二)

心早しの派生語

こころはや‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む