心熱(読み)しんねつ

精選版 日本国語大辞典 「心熱」の意味・読み・例文・類語

しん‐ねつ【心熱】

〘名〙
① 体内の熱。また、情熱のこと。
言継卿記‐天文一七年(1548)五月三日「心熱有之間、加麦門冬
計画(1912)〈平出修〉「極めて簡単な手紙が、すず子の心熱を煽るらしかった」
② (形動) (「熱心」の「熱」と「心」を逆にした語) はなはだしいこと。また、そのさま。
滑稽本和合人(1823‐44)三「外でいふには惜しい地口だ。さてしんねつに降るぢゃァねへか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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