心短し(読み)ココロミジカシ

デジタル大辞泉 「心短し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐みじか・し【心短し】

[形ク]
気が短い。気ぜわしい。せっかちである。
「春の花、いづれとなくみな開け出づる色ごとに目を驚かぬはなきを、―・くうち捨てて散りぬるが」〈藤裏葉
飽きっぽい。移り気だ。
「たのもしげなきもの。―・く、人忘れがちなる婿の、常に夜離よがれする」〈・一六四〉

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