… 腹の表面はかなりなだらかな,前後から押しひしがれた円筒状であるが,よく見るといろいろの浮彫や形態がみられる。前面の正中線は皮下の〈白線〉に相当して浅い溝になっており,その上端の所は剣状突起に相当して心窩(しんか)または上腹窩(俗に〈みぞおち〉という)というくぼみがある。また正中線の中央よりやや下の所にへそがある。…
…水落(みずおち)のなまりであるといわれている。心窩(しんか)ともいう。胴の前面正中線上で,胸と腹の境界部にあるくぼみをいう。…
※「心窩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」