心置き無い(読み)こころおきない

精選版 日本国語大辞典 「心置き無い」の意味・読み・例文・類語

こころおき‐な・い【心置無】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こころおきな・し 〘 形容詞ク活用 〙 気をつかうことがなく、気楽である。心安い。連用形を独立させて、副詞的に用いることが多い。
    1. [初出の実例]「金閣寺拝見あらばよい伝(つて)が有ぞへと、心置(キ)なき挨拶に」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)九)
    2. 「いかなる他の場所よりも心措(オ)きないくつろいだ気持ちを」(出典:都会憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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