心置き(読み)ココロオキ

デジタル大辞泉 「心置き」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おき【心置き】

心づかい。遠慮。気がね。
「一緒に飲んでいるものが利害関係のないのも彼には―がなかった」〈有島カインの末裔
[類語]遠慮気兼ねはばか控え目斟酌しんしゃく忌憚きたん謹慎内輪憚る控える差し控える慎む断る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心置き」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おき【心置】

  1. 〘 名詞 〙 心づかい。遠慮。気兼ね。
    1. [初出の実例]「女房は隔意(ココロオキ)のある中にも解けて」(出典油地獄(1891)〈斎藤緑雨〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む