心金(読み)しんがね

精選版 日本国語大辞典 「心金」の意味・読み・例文・類語

しん‐がね【心金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 中子の中に入れて強さを持たせる針金や金属製の棒。
  3. ② 管を広げるため端に押し込む金具。
  4. ③ 円筒形のものに中心点を求めてけがきする場合に、中心の穴に入れる心出し用の金具。
  5. ④ リングの中心の穴に入れ金敷との間で鍛造を行なう道具。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の心金の言及

【日本刀】より

…たたら炉によって鍛接性の豊かな良質の鉄が得られることが,すぐれた日本刀を生み出す最も大きな要因となっている。
【製作】
 武器としての日本刀に対して強く求められるものは〈折れず,曲がらず,よく切れる〉の3点であって,互いに相反するこの要求に応ずる道として,折れぬためにはやわらかい心金(心鉄)を中に入れ,曲がらぬためには堅い皮金で外から包み,よく切れるためには刃先部にさらに一段と堅い鋼を別に加えているのである。このように硬度のちがった鉄鋼を組み合わせる方法には,捲鍛(まくりきたえ),甲伏(こうぶせ),本三枚,四方詰などがある。…

※「心金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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