心鈍し(読み)ココロオソシ

デジタル大辞泉 「心鈍し」の意味・読み・例文・類語

こころ‐おそ・し【心鈍し】

[形ク]
熱心でない。いいかげんである。
「はやも鳴けいはたの森の時鳥ほととぎす―・くは手向けせざりつ」〈夫木・八〉
《「こころおぞし」とも》心の働きがにぶい。気がきかない。
「さやうのことにも―・く物し給ふ」〈蓬生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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