忌む火(読み)いむび

精選版 日本国語大辞典 「忌む火」の意味・読み・例文・類語

いむ‐び【斎火・忌火】

  1. 〘 名詞 〙 汚れをはらい清めた火。火鑽(ひき)りで起こし、神に供えるものを煮炊きするのに用いるなど、神事に用いられる火。いみび。いんび。いむこ。いんこ。
    1. [初出の実例]「高橋氏文云〈略〉火を鑽(き)らしめて此を忌火とし」(出典本朝月令(789頃か)六月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む