出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
「ほんちょうげつれい」ともいい、書名は四季の時候を叙した『礼記(らいき)』の月令からとっているが、内容は年中の公事(くじ)を説いたもの。本朝書籍(しょじゃく)目録に「六巻、或四巻、(惟宗(これむね))公方撰(せん)、記年中公事本縁(由来)」とあり、成立は朱雀(すざく)天皇(在位930~946)ころか。現存するのは4月より6月に至る巻二の1巻のみで、鎌倉時代書写の金沢文庫本(尊経閣(そんけいかく)文庫現蔵)を祖本とする。古今、和漢の多数の書物を引用し、それによって公事の由来を説明する方式をとり、著者自身の説明文はない。しかし引用書のなかには『秦氏本系帳(はたうじほんけいちょう)』など現存しないものも多く、その点で珍重されている。
[今江廣道]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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