忍び逢う(読み)シノビアウ

デジタル大辞泉 「忍び逢う」の意味・読み・例文・類語

しのび‐あ・う〔‐あふ〕【忍び×逢う】

[動ワ五(ハ四)]思いあう男女が、人目を避けて会う。

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精選版 日本国語大辞典 「忍び逢う」の意味・読み・例文・類語

しのび‐あ・う‥あふ【忍逢】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 人目を避けて逢う。特に、思いあう男女がひそかに逢う。密会する。
    1. [初出の実例]「忍逢恋 ぬれそはむ袖をばいかが篠原やしのびにとくるよはの下紐」(出典:草根集(1473頃)二)
    2. 「忍びあふよの数かさなり、身もおもく成けるを」(出典:浄瑠璃・天神記(1714)一)

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