忍恋(読み)しのぶるこい

精選版 日本国語大辞典 「忍恋」の意味・読み・例文・類語

しのぶる【忍】 恋(こい)

永久百首(1116)恋「人しれずはれくるかたもなき物は忍る恋の煙なりけり〈大進〉」

しのぶ【忍】 恋(こい)

人に知られないように自分の心に隠している恋。しのぶる恋。
金葉(1124‐27)恋下・四五五・詞書「忍恋といへることをよめる」

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