忍歩(読み)しのびあるき

精選版 日本国語大辞典 「忍歩」の意味・読み・例文・類語

しのび‐あるき【忍歩】

  1. 〘 名詞 〙 人目をさけて外出すること。身分の高い人などが、他人に知られないように、かくれて出歩くこと。微行(びこう)。しのびありき。しのび。
    1. [初出の実例]「あたくらへかたみにしけるをんなのしのひあるきするかことなるへし」(出典:阿波国文庫旧蔵本伊勢物語(10C前)五〇)

忍歩の補助注記

古くは「しのびありき」が普通の形。「伊勢物語」の例も、「しのひありき」とした諸本が多い。


しのび‐ありき【忍歩】

  1. 〘 名詞 〙しのびあるき(忍歩)
    1. [初出の実例]「あだくらべかたみにしけるをとこ女の、しのひありきしけることなるべし」(出典:伊勢物語(10C前)五〇)

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