微行(読み)ビコウ

デジタル大辞泉 「微行」の意味・読み・例文・類語

び‐こう〔‐カウ〕【微行】

[名](スル)身分の高い人などが身をやつしてひそかに出歩くこと。しのび歩き。
[類語]忍び

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精選版 日本国語大辞典 「微行」の意味・読み・例文・類語

び‐こう‥カウ【微行】

  1. 〘 名詞 〙 こっそりと出かけること。身分の高い人などが、他に知られないように身をやつして外出すること。しのびあるき。
    1. [初出の実例]「皇子微行」(出典:聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「纔五十余騎にて微行せしを」(出典:読史余論(1712)三)
    3. [その他の文献]〔史記‐范雎〕

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普及版 字通 「微行」の読み・字形・画数・意味

【微行】びこう(かう)

おしのび。〔史記、秦始皇紀〕(三十一年)行を咸陽に爲し、武士四人とに夜出でて盜に池にひて窘(くるし)めらる。武士、盜をす。

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