忍阪火葬墓(読み)おつさかかそうぼ

日本歴史地名大系 「忍阪火葬墓」の解説

忍阪火葬墓(忍阪一〇号墓)
おつさかかそうぼ

八号墳のすぐ東、同じ尾根の南斜面から、金銅製蔵骨器と凝灰岩製の外容器および石室の板石と考えられるものが耕作中に偶然掘出された(第二次世界大戦直後で正確な年月は不明)。推定出土地点も発掘されたが、石室の遺構は発見できなかった。蔵骨器もいつか紛失したが、その外容器は橿原考古学研究所付属博物館に収蔵されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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