外鎌山北麓古墳群(読み)とかまやまほくろくこふんぐん

日本歴史地名大系 「外鎌山北麓古墳群」の解説

外鎌山北麓古墳群
とかまやまほくろくこふんぐん

[現在地名]桜井市大字脇本・慈恩寺・忍阪

標高二九二・五メートルの外鎌山北斜面の団地造成に伴い発掘調査された古墳群。竜谷りゆうたに支群・慈恩寺じおんじ支群・忍阪おつさか支群に分けられている。

竜谷支群は東端に位置し、一二基の古墳と一基の中世墓がある。古墳はいずれも径一〇―一五メートルくらいの小円墳で、四つの小グループに分れて尾根上に分布。埋葬施設は木棺を直葬するものと、小さい横穴式石室に木棺を埋葬するものがあるが、二号・一二号墳は木棺を合葬し、七号・八号墳はやや大型の石室。出土遺物は鉄鏃・鉄刀・金環・玉類・馬具須恵器などであるが、八号墳から水晶製三輪玉(大刀の把を飾る玉か)一点も検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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