志床村(読み)しどこむら

日本歴史地名大系 「志床村」の解説

志床村
しどこむら

[現在地名]田主丸町志塚島しつかしま菅原すがわら

灰塚はいづか村の北に位置し、屋敷地は日田街道沿いにある(上三郡絵図)鹿狩ろつかり村東側の平木ひらき名は当村のうちで、家数三〇軒ほど(嘉永元年「廻村書留」新有馬文庫)。本高は一七〇石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高二五〇石・役高七五九石。享保一二年(一七二七)の夏物成は大麦二七石九斗余・小麦一五石一斗余・菜種七石六斗余(「本地夏物成帳」中村家文書)。寛政元年(一七八九)の撫斗代七斗九升、人数二二八、馬二三。山本やまもと常持つねもち(現久留米市)から一里(上三郡取調手鑑)。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高七六〇石、文化四年(一八〇七)畝付帳では本田四町八反余・開田一町八反余・畑田三二町九反余・畑五町四反余・居屋敷六反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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