志手石(読み)しでいし

精選版 日本国語大辞典 「志手石」の意味・読み・例文・類語

しで‐いし【志手石】

  1. 〘 名詞 〙 木や葉などが化石となったもの。植物の化石。
    1. [初出の実例]「今も木の葉の跡ある石、山中よりとり来る、色くろうして縦理(もくめ)あり。志手石(シデイシ)となづく」(出典仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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