日本歴史地名大系 「志波加神社」の解説 志波加神社しわかじんじや 京都府:船井郡日吉町志和賀村志波加神社[現在地名]日吉町字志和賀 宮ノ岡志和賀(しわが)の南横尾(よこお)峠から北方正面の山麓に南面して鎮座する。祭神月読命。旧村社。明治一〇年(一八七七)に改称する以前は月読(つきよみ)神社と称した。「延喜式」神名帳に載せる船井郡志波加神社に比定される。社伝は慶雲二年(七〇五)創始という。明治二八年の「神社取調書」に寛保三年(一七四三)九月に社殿を再建した際発見された棟札に「延喜式内神名帳所載丹波国船井郡志波加神社」と記されていたとするが、この棟札は現在所在不明。文政一一年(一八二八)に宝庫が焼失し旧記はほとんど焼失したという(船井郡誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by