応力降下(読み)おうりょくこうか

最新 地学事典 「応力降下」の解説

おうりょくこうか
応力降下

stress drop

震源およびその周辺領域に働く剪断応力によって断層が発生し地震が起こるとした場合,断層となった面上の剪断応力が断層発生後には発生前よりも低下する現象。断層発生前後の応力差の大きさを問題にするときは応力降下量といい,大多数の地震についてその値は,ほぼ一定で106Paと107Paの間にあると考えられている。断層の長さをL, 変位量をD, 震源域の岩石の剛性率をμ,応力降下量をΔσとすると,Δσ∝μ・D/Lなる関係が理論的に得られるので,Δσがほぼ一定であることはD/Lがほぼ一定であることを意味する。参考文献:金森博雄編(1978) 岩波講座 地球科学,8巻

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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