デジタル大辞泉 「忠孝一本」の意味・読み・例文・類語 ちゅうこう‐いっぽん〔チユウカウ‐〕【忠孝一本】 忠義と孝行は根本では同一の道徳であるとする説。近世後期、水戸学派の説いたもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「忠孝一本」の意味・読み・例文・類語 ちゅうこう‐いっぽんチュウカウ‥【忠孝一本】 〘 名詞 〙 君に忠義を行なうことと、親に孝行することとは、自己の誠を尽くす点では同じであるから、根本的には同一の道徳であるとする説。近世後期、水戸学派が「孝経」に基づいて主張したもの。[初出の実例]「善乎欧陽修、論二臣子之処一レ変曰、身従二其居一、志従二其義一、其於二忠孝一本之旨一、可レ謂レ得矣」(出典:弘道館記述義(1852)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例