怒坊(読み)おこりんぼう

精選版 日本国語大辞典 「怒坊」の意味・読み・例文・類語

おこりん‐ぼう ‥バウ【怒坊】

※血(1927)〈岡田三郎〉「『そんな解らんことを云ふ! 用があれば何処へだって行くよ〈略〉』『おこりん坊(ボウ)ねえ!』」

おこりん‐ぼ【怒坊】

〘名〙 何かというとすぐ怒る人。親しみやからかいの気持をこめていう。おこりんぼう。
※「戦前」という時代(1984‐85)〈山本夏彦〉棚のとりっこ「言い忘れたが岩波は怒りんぼだったと吉田さんは書いている」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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