怖める(読み)オメル

デジタル大辞泉 「怖める」の意味・読み・例文・類語

お・める【怖める】

[動マ下一][文]お・む[マ下二]気後れする。恐れる。おくする。→めずおくせず
「名に負う僕のこッたから、少しも―・めたる顔色なく」〈逍遥当世書生気質

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精選版 日本国語大辞典 「怖める」の意味・読み・例文・類語

お・める【怖】

  1. 〘 自動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]お・む 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙 気おくれする。おそれる。
    1. [初出の実例]「武将の身として、夢見、物忌など余りにをめたり」(出典:保元物語(1220頃か)上)

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