思える(読み)オモエル

デジタル大辞泉 「思える」の意味・読み・例文・類語

おも・える〔おもへる〕【思える】

[動ア下一]そう感じられる。自然に思われる。「人ごととは―・えない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思える」の意味・読み・例文・類語

おも・えるおもへる【思】

  1. 〘 自動詞 ア行下一(ハ下一) 〙 思うことができる。また、何となくそう感じられる。自然と思われる。
    1. [初出の実例]「思はぬのでは無い、思(オモ)へないのである」(出典:隣の女(1893)〈尾崎紅葉一二)
    2. 「これから先の事をそれとなく自分に教へられでもするやうに思へて」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一二)

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