オモ(読み)おも

改訂新版 世界大百科事典 「オモ」の意味・わかりやすい解説

オモ (おも)

狂言の役種。シテ別名。ただし現在この名称単独で用いることはなく,アイが2人以上出るとき,主となる方をオモアドと称することがある。大蔵虎光(1784-1842)著《狂言不審紙(ふしんがみ)》には〈大蔵狂言に壱番の狂言の長する者を仕手(して)と言,余流にては重(おも)と云〉とあるが,確かではない。
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関連語 羽田

百科事典マイペディア 「オモ」の意味・わかりやすい解説

オモ

狂言の主役のこと。今日ではシテと称することが多い。能のシテ方のように独立した職種ではなく,狂言方はシテにもアドにも扮(ふん)する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オモ」の意味・わかりやすい解説

オモ

「シテ」のページをご覧ください。

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